運用成績(2008年1月-4月) 2008年05月03日
当サイトを開設する直前(あるいは2008年1月17日)まで、半値八掛け2割引よりも悲惨な運用成績であった。そのことはこのページの下の方にある記事にこっそりと書いた。
第一には元手資金の回復、第二には最高値付近への大台回復を目指す決意についても書いた。
●運用成績
下記の棒グラフは、証券会社(大和証券)の預かり資産残高(左目盛)である。各月の月末残高、ただし2008年5月は2日時点のものである。
なお、線グラフは、日経平均株価(右目盛)である。

2007年7月から8月にかけての減り方がたいしたことがないように見えるが、この間に田中貴金属の金(ゴールド)を売却して800万円弱投入しているので、グラフ以上の減少である。
さらに、2008年3月に未公開株式(グリーンシート銘柄)を売却し、その他の追加資金を含め600万円強、4月までに追加投入している。そのため、本年に入ってからの純粋な投資運用成績は、このグラフよりは増加が少ない。
一方、グラフには出ていない部分で、信用取引の含み損益がある。
1月17日の含み損が百数十万であるから、実質的な資産残高は320-330万円しかなかったことになる。
5月2日の含み益は98万円であるから、実質的な資産残高は1595万円程度である。
資金の追加投入を除く純粋な運用成績は、四半期の3月末時点では、2008年の年初500万円程度から約1.5倍、1月17日から約2倍となっている。
なお、5月2日時点での時価評価では、2008年の年初500万円程度から約2倍、1月17日から約3倍、これが当サイト開設以来およそ4か月の運用成績となっている。
この間、日経平均株価はおおむね横ばい、新興市場指数も同様であるから、これらとの比較では成績良好といえる。
●総括
3月上旬から4月上旬にかけての停滞傾向はあったものの、損失を出した銘柄もあった中で、全体として上昇基調を4か月続けられることができた。これは筆者としてはライブドアショック以降では初である。特に、年初から日経平均、新興市場指数いずれも若干の下落した環境の中で、これを実現できたことの意味は大きい。
・1月の失敗は、ネクスト、ゴメス・コンサルティングの損切りが遅れに遅れたことであり、トレンドが崩れてしまったのに持ち続けるという、昨年までの悪い癖がまだ抜けていない。
・2月から3月にかけての上昇は、アウトソーシング、フルヤ金属によるところが大きい。
・3月から4月にかけては、追加資金投入を除けば若干の減少で、主としてバンクテック・ジャパンとアルコニックスの下げによるものである。他の短期売買で一部をカバーしており、3月17日の下げにはあまり影響を受けていない。早めの損切りと、信用取引含み損の早期解消ができるようになったためである。
・頻繁に売買していた貴金属関連(アサヒプリテック、松田産業)では、利益もこまめに出していたものの、最後には損失を出した。金価格の暴落を読みきれなかったこと、金価格1000ドル超はバブルであるとの認識が甘かったためである。
・4月のG7の頃より、株価上昇へのトレンド転換を読み、シティグループやメリルリンチの決算前に買いに転じた点は、ニュースの読み方に成功している。
・総じて、超好業績銘柄に厳選するという戦略にいまのところ誤りはない。
・業績予想について、ネクストの下方修正やそれによる影響など、読み方が甘い点もあったが、予想通りとなったケースも多く、次第にうまく読めるようになっていると思う。
●運用目標
追加投入した分も含め4000万円超の元手資金を考えると、ここまで戻さない限り、貯金をしていた方がマシだったということになる。まずは早期にこれを目指す。特に、3000万円未満であるうちは、私自身にとっての”非常時”であると認識し、本業の仕事と同じ重要度をもって、運用を仕事と考えて取り組む。
さらに、億の運用資産を手にし、再度、自分自身にとっての最高値を目指すのであるが、いくらなんでも2008年中には不可能である。しかし、4000万、5000万となればそれも見えてくるだろう。
以上の結果、2008年末の目標を、4000万円とする。
(どんなに最低でも3000万円超、相場環境の好転などにより前倒しとなる場合には5000万円への上方修正も想定する)。逆算して、2008年8月までに3000万円(~3500万円)を目標とする。2008年5月末までに2000万円(~2500万円)を目標とする。
上記目標を実現するため、超好業績銘柄に厳選するという戦略にいまのところ変更はない。
5月中旬の決算発表一巡の頃に、キャッシュポジションを増やし、買い余力をもって、2009年業績予想および市場環境等を精査した上で、あらためてその後の戦略を考える。
●個別銘柄成績
大きくポジションをとった主要銘柄についての運用成績は、チャートの通り。
アウトソーシング(2427)

大成功、ほぼ理想的な売買である。成長性が続く間は、今後も押し目買いをすることもあろうが、短期売買に変更か。
フルヤ金属(7826)

大成功。ただし直近の買いはどちらかといえば割高で、通常は避けたいケースだが、大きくは下がらず、もう一段高しなければ終了しない雰囲気濃厚。年初来高値、場合によっては上場来高値もありうるが、どこまで付き合うかの問題となるだろう。
バンクテック・ジャパン(3818)

継続して特選銘柄としているにもかかわらず、短期的には失敗である。好業績、成長は維持されている。出来高が少なく、少しの成り行き売りで値が崩れ、成り行き買いではすぐに売り物が出る。しこりが多く、需給が悪いということだろう。42000円以下は買いのはずだが、本格上昇には時間がかかるか。
ただし、噴き値での売りは比較的タイミングが良く、チャートで見る印象ほどには損をしていない。
アルコニックス(3036)

継続して特選銘柄としているにもかかわらず、短期的には失敗である。好業績、成長は維持されている。3月の高値で含み益が70万円ほどあり、いったん売らなかったのが失敗である。4月の戻りでの売りは正解である。決算発表後・中期計画発表の5月には2年連続して大きな上昇を見せており、最近になって少し買い戻しているところである。
