株式市場はいつ下げ止まるのか? 2008年04月01日
株式市場はいつ下げ止まるのか?
わからない、としかいいようがない。特定の銘柄については下げ止まったともいえる。短期的には底をつけて上昇に転じた銘柄はいくらでもある。
3か月先、半年先、1年先の予想は私にはできない。いくら好業績銘柄が素晴らしい上昇を見せたとしても、市場全体は、アメリカの金融・不動産情勢などに左右されずにはいられないが、NY市場が大恐慌の瀬戸際であることは否定しえないし、上海の暴落も否定しえない状況では。
こうした中で、私は案外強気&楽天的ではあるのだが、しつこいようだが、何度も書く。日経平均などは上がらない。8割方の銘柄は年末までにもっと下げる。景気が悪化に向かい、業績が下ブレする銘柄の方が多い以上、避けられない。ボロ株などは値段に関係なく今すぐ手放すべきだ。
レイコフ(8941)が民事再生を申請したが、昨日のエスグラントコーポレーション(8943)のIRを見る限りでは相当に危なかったことがわかる。NISグループなども昨秋は同様の状況であったし、不動産関連でレイコフとほとんど同じ状況のところがいくつもある。現金同等物が数億円、営業キャッシュフローが▲数十億円、有利子負債が数百億円といった会社がいくつもあるが、年内に破綻がまだまだありそうである。
4月前半は株式市場も落ち着いているが、NYダウなどは来年までもっと下げる。10000ドルを割るかもしれないし、8000ドルになるかもしれない。
シティグループやメリルリンチなども”まだ助かると決まったわけではない”。
日本の銀行や野村証券などは助ける気はないようである。
4月14日の週から米銀行の決算が相次ぎ、次いでゴールデンウィークとなるが連休前の手仕舞いも予想される。ある程度キャッシュ比率を高めておいて、下げたところを買って戻したら売る、という戦略も案外よいかもしれない。
しかし、四半期ごとに決算がやってくる。ヘッジファンドの決算や、顧客の解約に対応した売りも3か月ごとにはあるだろう。
このような中で株式投資をするならば、徹底した情報収集と、”非常時”に対応した投資ルールの厳守が必要だ。
先日、金価格などの商品価格が大調整をした意味をずっと考えた。楽観的にいえば株式市場&ドル買い戻しに資金が戻ったともいえるが、顧客からの解約請求にヘッジファンドが売却したとも見て取れる。貴金属関連銘柄からネット関連・人材関連の新興市場銘柄に比重を移した。
NY市場、ヨーロッパ市場、上海、金・石油・プラチナ・銅・ニッケル他、為替、シカゴ先物等々、そして定期的にあらゆる銘柄の業績&チャートチェックを行っている。
年末年始から日経平均が3000円超も下げる中で、マザーズ指数などは横ばい程度である。日本の新興市場が世界主要市場で一番割安である。しかしその中でも多くの銘柄は年末までにもっと下げる。
利益数十%増から倍増程度の銘柄、それも単なる四季報予想(けっこう外れる)などではなく、あらゆるIR資料や四半期進捗などで好業績を確認したものに厳選するべきだ。
このような戦略にして、過去2年間にわたり失敗続きだった私も、日経平均が3000円超下げる中で、
むしろ増やすことができた。最悪だった1月22日から見れば約2倍増である。しかし具体的な金額を書かないのは、絶好調だった2006年1月と比較してまだまだ情けない状況だからである。
あと2~3倍になったら具体的な金額や株数なども書く。
株式市場はいつ下げ止まるのか、わからない中で、日経平均が下げた中でも資産を増やせるポートフォリオを組み立て、実際に増やせたとき、市場が下げ止まり上昇に転じれば成功となるだろう。
厳しい見通しも書いたが、新興市場の好業績株を買うという私の戦略に変更はない。実際に株価倍増を実現している銘柄が今年に入ってからもいくつも出現しているし、自分自身もある程度成功しているから、この戦略がうまくいっている限り、変更はない。
ただし、損切りを早めに(ネクストの失敗により反省)、利食いをこまめにしているのは、やはり”非常時”が終わっていないためである。
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