<日銀決定会合>ETF、Jリートは市場から購入…来月から 2010年11月05日
http://headlines.yahoo.co.jp/hl?a=20101105-00000027-mai-bus_all
毎日新聞 11月5日(金)12時8分配信
日銀は5日の金融政策決定会合で、10月に決めた「包括的金融緩和」の柱として、株価指数連動型の上場投資信託(ETF)と不動産投資信託(Jリート)の買い取り策の詳細を決定した。
投資家心理の改善を図るため、ETFとJリートは、信託銀行を通じて市場から買い取ることを決めた。12月中旬に買い取りを開始する予定だ。
また、米連邦準備制度理事会(FRB)が3日に決めた追加金融緩和の影響も議論。円高など経済・金融情勢を注視する姿勢を確認し、政策金利(無担保コール翌日物)は現行の「年0~0.1%程度」に据え置いた。
日銀は「包括的金融緩和」として、5兆円で国債や社債、ETF、Jリートなどを買い取る方針で、ETFに4500億円、Jリートに500億円を充てる。日銀は国債などは保有する金融機関から購入してきたが、値下がりリスクを抱えるETFやJリートは市場から買い取って、投資家に安心感を与え、株式や不動産への投資が活発になることを狙う。
ただ、日銀がETFやJリートを直接買い取ると、個別銘柄の価格形成をゆがめる恐れがあるため、信託銀行に資金を預けて、買い取ってもらう。
決定会合は当初、今月15、16日を予定していたが、資産買い取りを年内に開始するため、異例の前倒し開催で4日に始まった。【清水憲司】
