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通期決算-コシダカ(2157) 2010年10月08日

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① 当期の経営成績
当連結会計年度におけるわが国経済は、新興国の需要拡大が軸となり世界景気が持ち直したため、輸出が増加し景気回復の兆しが見られました。一方で雇用所得環境は依然厳しく、子供手当支給など政府政策に期待される効果は必ずしも持続的でないために、個人消費の回復には至りませんでした。
余暇活動関連市場は、景気後退による労働時間の短縮化により余暇活動可能時間は増加したものの、余暇活動関連支出は減少傾向が続き、関連各市場の縮小が続いております。
各事業別の事業環境並びに業績の状況については、以下のとおりであります。

【カラオケ事業】
緩やかな縮小傾向にあるカラオケ市場ですが、ここにきて大手チェーンや個人店による新規出店が目立つようになり、カラオケボックス施設数は下げ止まり、顧客獲得競争はますます激しさを増してきております。
こうした経済情勢と事業環境の変化を踏まえて、既存店の集客力の維持と拡大を図るために、内外装のハード面の一新と料金等営業施策といったソフト面の見直し、そして集中的な販促キャンペーンを同時に行う大規模リニューアルを年間で48店舗実施いたしました。昨年度と同様に10月~11月と2~3月には「感激!元気!かんげん(還元)フェア」を行い、6月からは新しく「Bグルフェア(全国B級グルメフェア)」を始めました。
また新たに、国内で培ったカラオケ事業のノウハウをアジア諸国でも展開するために、まず韓国に現地法人(株式会社韓国コシダカ)を設立し、同国での店舗展開の準備に着手いたしました。
当期末におけるカラオケ事業の店舗数は、17店舗の出店(「カラオケ本舗まねきねこ」の出店15店舗、「下町唱酒場浅草まねきねこ」の出店2店舗)と2店舗の閉鎖により、15店舗純増し309店舗となりました。
その結果、カラオケ事業の売上高は164億95百万円、営業利益は19億74百万円となりました。

【カーブス事業】
健康への関心の高まりが背景となり、「女性専用の30分フィットネス」としてカーブスは、中高年齢層を中心に徐々に認知が広がり、マスコミ・メディアに取り上げられる回数も増えてきております。
株式会社カーブスジャパンはFC本部として、FC加盟事業者の新規開拓と多店舗展開支援ならびに既存加盟店の業績向上のための会員増強プログラムの開発と増強活動の展開支援、そしてスタッフの会員サービス力の向上施策を、本部での集合研修、地区別研修会・会議の開催、加盟店訪店など様々な形態で行っております。
また株式会社北海道コシダカは、北海道地区と関東地区に直営店の店舗展開を引続き行い、当期末における同社直営店は10店舗(前連結会計年度末以降3店舗純増)となりました。
当期末における国内カーブス店舗数は前連結会計年度末以降110店舗純増(増加率14.6%)し864店舗に、会員数は前連結会計年度末以降68千人純増(増加率27.0%)し322千人となりました。
その結果、カーブス事業の売上高は54億36百万円、営業利益は5億29百万円となりました。

以上により、当連結会計年度の売上高は219億32百万円(前連結会計年度比15.7%増)、営業利益25億3百万円(同67.3%増)、経常利益25億79百万円(同80.6%増)、当期純利益11億25百万円(同104.7%増)となりました。

② 次期の見通し
今後のわが国経済は、新興国向け輸出こそ底堅いものの、欧米景気の減速と円高定着への懸念から景気減速が予想され、また雇用所得環境は引き続き厳しく財政も余裕が無いことから、消費者の生活防衛意識はますます高まり個人消費の不振が続くものと思われます。
余暇活動関連市場も全体的な回復に転ずることは難しいと思われますが、健康志向の高まりと、過去に楽しんだ経験のある余暇活動の再開といった中高年齢層によるリバイバル需要の掘り起こしなどによる潜在需要の開拓などに、成長の可能性があると考えております。
当社グループに、日本におけるボウリング場運営のパイオニアである株式会社スポルトが加わることとなり、新たにボウリング事業に参入いたします。
「カラオケ事業」「カーブス事業」そして新たに加わる「ボウリング事業」の各事業において、より深く特化し競争力を高めること、様々な分野で各事業間のシナジーを追及していくこと、そして新たな分野においても「既存業種新業態」を追求することにより、総合余暇サービス提供企業を目指してまいります。
各事業別の次期の見通しは、以下のとおりであります。

【カラオケ事業】
カラオケ市場における競合は今後更に厳しくなり、顧客獲得競争が激化するものと思われます。既存店の集客力の維持拡大を図るために、ハードソフト一体となった大規模リニューアルを継続してまいります。そして、社員のモチベーションを高めることにより店舗運営能力と顧客サービス力の更なる向上を図るため、社内研修の充実と社員独立制度の立上げと拡充を進めてまいります。
「カラオケ本舗まねきねこ」については、建築出店方式及び居抜き出店方式により、店舗展開を継続して行います。
新業態については、「下町唱酒場浅草まねきねこ」の業態を更に整備し、本格的な店舗展開を開始してまいります。
これらの施策により、カラオケ事業での売上高179億52百万円(当連結会計年度比8.8%増)を見込んでおります。

【カーブス事業】
中高年齢女性顧客層の健康への関心はますます高まり、市場は更に拡大していくことが期待される一方で、個々のFC加盟事業者を取巻く事業環境は依然厳しい状況が続くものと予想されます。
FC本部として、新規出店時の早期会員獲得プログラムと既存店会員増強プログラムの革新と普及、会員向け通信販売商品の開発と販促支援などを通じて、FC加盟事業者の経営安定化と多店舗展開に対応できる経営体質作りに貢献できる施策を積極的に推進してまいります。
また、直営店の出店展開も強力に推し進め、店舗網の拡充に寄与すると共に、出店展開を通じて獲得蓄積される各種ノウハウをFC本部と加盟店と相互交流させることに力を注ぎます。
これらの施策により、カーブス事業での売上高69億32百万円(当連結会計年度比27.5%増)を見込んでおります。

【ボウリング事業】
ボウリング場の閉鎖・譲渡案件が、今後増加することが予想されます。
当社グループが培ってきた「居抜き出店方式」での店舗展開を、ボウリング事業において進めていくとともに、業界経験が豊富で半数以上がプロボウラーまたはインストラクターの資格を有する社員により蓄積されたノウハウを活用し、全店で「健康ボウリング教室」を定期的に開催し、主として若い頃にボウリング経験を積んだ中高年齢層の掘り起こしと固定客化を積極的に推進し、業容の拡大を目指してまいります。
これらの施策により、ボウリング事業での売上高34億85百万円を見込んでおります。

以上により、平成23年8月期通期の連結業績につきましては、売上高283億70百万円(当連結会計年度比29.4%増)、営業利益32億45百万円(同29.6%増)、経常利益31億62百万円(同22.6%増)を見込んでおります。また、㈱スポルトの株式取得により負ののれん発生益が特別利益に11億93百万円計上される見込みとなりましたので、当期純利益につきましては23億29百万円(同107.0%増)を見込んでおります。なお、当社は平成22年9月1日付けで会社分割により純粋持株会社体制へ移行いたしましたので、個別業績の投資情報としての重要性は大きくないと判断したため、平成23年8月期にかかる個別業績予想を開示しておりません。

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