通期決算-ひらまつ(2764) 2009年11月12日

「① 当期の経営成績
当連結会計年度における我が国の経済は、世界的な金融危機が実態経済に深刻な影響を及ぼし、未曾有の景気後退が急速に進みました。後半にかけては、各国政府の経済対策やアジアを中心とした対外環境の改善により一部に景気の底入れ感が見られたものの、失業率の上昇、所得の減少等により、消費者の生活防衛意識や節約志向が高まり、個人消費は低迷基調のまま推移いたしました。更に、欧米先進国を中心とした世界景気の下振れ懸念も消えておらず、景気の先行きへの不透明感は依然として強い状況が続いております。
このような経済状況においてレストラン業界における顧客の消費動向は、対価に対しより信頼のおける安心感のあるレストランに集約される傾向にあり、レストランブランドの確立を目指してきた当社グループにとりましては、むしろ好機を迎えていると言えます。この好機を捉え、集客の機会をより確実なものとするため、著名なブランドとのワインガラ・ディナーや各種パーティの開催(「ブランドコラボレーション」)をはじめ、「定例ワイン会の推進」、「会員組織の活動推進」、「ケータリングの推進」、「レストランにおけるウエディングの原点啓蒙」等、各レストランの潜在能力及び可能性を最大限に引き出す様々な営業施策を実施してまいりました。また、利益体質への変換を進め、大幅な費用削減を実現いたしました。
これらの結果、売上高10,136百万円(前連結会計年度比2.7%増)、営業利益991百万円(同41.4%増)、経常利益976百万円(同45.1%増)、当期純利益511百万円(同69.5%増)と増収増益となり、過去最高売上、及び過去最高利益を達成いたしました。
② 次期の見通し
今後の経営環境は、一部で景気の底打ち感が見られるものの、個人消費の低迷、世界景気の下振れ懸念等、景気の先行きへの不透明感は依然として強く、予断を許さない状況が続いております。
このような状況のなか、当社グループは引続き各種施策を推進し、売上高、利益ともに当連結会計年度並みの高水準を維持いたします。また、利益集団としての体制強化をはかり、景気の大幅な下振れ等、不測の事態においても高水準の収益を確実に確保出来る体制を構築いたします。
これらを踏まえ、現時点における次期の業績の予想としましては、売上高10,188百万円(前連結会計年度比0.5%増)、営業利益1,101百万円(同11.0%増)、経常利益1,078百万円(同10.5%増)、当期純利益525百万円(同2.7%増)を見込んでおります。」
